ホストNo.1男子と甘い同居生活。
-あゆみ 起床-
「んー…」
よく眠れて、起き上がろうとしたとき。
ふと後ろが重く感じた。
そこには藍が眠っていた。
(ていうか、ここソファじゃない…。
運んでくれたんだ。顔色も少し悪いし…。寝不足かも)
と言っても、藍が起きなきゃこっちも起き上がれない。
それにまだ、7時だ。
もう少しだけ寝ようかな。
そう思って、また眠りについた。
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「…きろ、起きろ。あゆみ」
「ん…?あれ、起きたの…?」
「おー、おはよー」
時計を見たらもう、10時を過ぎていた。
だけど藍も寝起きみたいで、髪の色んなトコがはねている。
それにまだ抱きついていて、背中がほっこり温かい。
「名前…知ってたの…?」