ホストNo.1男子と甘い同居生活。
「お、このお菓子俺好きなんだよな。
誰チョイス?」
「あ、私」
「ふぅん。結構いいじゃん」
「ありがと」
藍も少しは、心を開いてくれたかな。
マコロンを食べ終えると、
「そろそろ12時かー…」
「本当だ。もうそろそろだよね」
「ごめんな、1人にして。学校とか行きたい?」
「ううん、いいよ。大丈夫だから」
「そか」
「行ってらっしゃい」
「おー」
藍は鞄を持って、玄関を開けた。
「行って来る」
今度は頬にキスをされた。
「明日はどこにしてやろーかな」
意地悪そうに微笑んで、扉が閉まる。
「…よし、何かしよう」
私は昨日買ったノートを開いた。