ホストNo.1男子と甘い同居生活。
次の日、朝になると藍の姿は無かった。
「…藍?」
「んー?」
リビングから声がした。
時計を見れば、もう9時だった。
「今日はお仕事??」
「そうだよ。だからまた、夜遅いけどごめんな」
頭を優しく撫でてくれた。
(全然弟なんかに見えないや…)
「じゃあお弁当いる?」
「お、気が利くじゃんか。用意して」
「じゃあすぐに買い物行ってくるね」
家の扉を閉めて、鍵をかけると窪野さんがいた。
「あれ、あゆちゃんだ」
「おはようございます」
「おはよー、買い物??」
「そうですよ。窪野さんは学校ですか?」
服装は制服だから、きっとそうだろう。
私が見たことないし、着た事もない服だった。