ホストNo.1男子と甘い同居生活。
*偶然とさよなら*
「あ、そか。あゆちゃんはこういう服、知らないんだよね??
じゃあさ、今日の1時からスクールフェスティバルがあるんだ。
遊びにおいでよ、制服なら向こうにあると思うし」
「え、でも行っていいんですか…??」
「大丈夫。俺が傍にいるし、迎えに来るから」
「…じゃあお願いします」
「うん、じゃあごめん。学校行ってくる!」
「はい」
軽く手を振った。
急ぎ足で、スーパーへと駆け込んだ。
(知らない世界をまた、1つ教えてくれるんだ…)
それだけで胸が軽く弾んだ。
家に帰ってすぐにお弁当を作った。
「藍、どうぞ」
「おー、凄いな。早業達人みてぇ」
「そんな事ないよ。ほら、もう時間」
「今日はどっか行くのか?」
「んー。多分行くかもしんない」
「じゃあ鍵ちゃんと、閉めとけよ。じゃあな」
「はぁい」