ホストNo.1男子と甘い同居生活。
「だから俺がいてやるよ」
「ありがと」
藍が料理を作るなんて、初めて見た。
「藍はバイトは?」
「今日は休み」
「へぇ」
「ほら。もうちょっとで出来るし。向こう行っとけ」
「はーい」
鞄を下ろすと、ソファに座る。
テレビをつけると。
「…藍、学校楽しかったよ」
「そうなんだ。どんなん?」
「何か皆が歓迎してくれた。お友達も出来たし」
「…危ないな」
「え?」
「…そらはぼんやりしてるし…。
なぁ、俺も入学したい」
「お金は?」
「なめんなよ。金ならあるし。でも手続きは、もう少し後だな。
お前が危なくなったら行く」