私達の永遠~それから
早朝にバスは着いた。
久しぶりの町だ。

次がいつ来れるともわからないので、せっかくだからと私の希望で、一泊だけはホテルに三人で泊まれるように予約していた。

でもたまたまその日が最終のサービスルームがあったので、シングルとツイン二部屋で1部屋あたり確か六千円でラッキーだった。

午後のチェックインまでどしゃ降りの為にお墓参りに行けず、駅近くの入浴施設の畳スペースで伸びていた。

私は不潔恐怖症なのだが、畳は清潔だった。

疲れが取れてから食事も軽くとり、お風呂に入った。
歩行風呂、露天にジャクジー。

タクヤも初めての体験で入ってきた。

必要なものはそこに無料で揃っていて、タオルだけ購入すればよいので思いついて来ても大丈夫だ。

時間が来たので雨の中近くのホテルに移動した。

部屋割りは、私とケイがツイン、タクヤがシングルの部屋だ。

夕食は向かいの大手スーパーの中のレストランフロアで、食べ放題のイタリアンをおごって貰った。
安くておいしかった。

初めて食べたアクアバッツァとかいうお魚の料理が気に入っておかわりした。

パスタがおいしい店だった。


オムライスの店が無くなっていた。

コンソメのライスを卵で包み、明太子と大根おろしに青紫蘇の葉にポン酢、もしくは明太子とマヨネーズ、どちらも揉み海苔つきでお気に入りだったのだが、無いものねだりをしても仕方ない。

一週間前に閉店とは残念だ。

帰りは焼鳥などの惣菜を買ってホテルに帰った。

夜は数時間はタクヤと二人で話しこんだけど、ケイが可哀相なので早々と戻った。





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