私達の永遠～それから

真の幸せは、見かけでもなく、情熱でもなく、平凡な家庭にあるのだと言い聞かせて、一度はプロポーズを承諾した私だが、相手が私にのめり込み過ぎて、自分より子供を優先したと怒り狂った事があったのだ。

私は母親だから何をおいても子供を優先させて当たり前だと言う考えだから、揉めた。

後で頭を冷やして謝られたが、私は揺れに揺れた。

そんないきさつがあったから、例の腐れ縁の友達にも秘密にしていたのに、相手の男性が嬉しくて私と結婚すると喋ったらしい。

驚いたのはそこからで、その腐れ縁の女性は自分と私の婚約者に何かある言動をとった。

それまでにも私が嫌がるのに連絡を取ったりしていた。

私はすぐに相手に問いただしたが誤解だと言う。

だけど私は結婚に踏み切る勇気を一切無くしてしまった。