私達の永遠~それから
君と過ごした
あの部屋の鍵を
今でも持ってる
そう言ったら

何故捨てないと
言われました

故郷もどこにも
落ち着ける地は
ないから

私がもしも
選べるなら

最期は
君の部屋の前で
永遠の眠りに
つきたい

何故なら
私の心は
君と出会って
今日までずっと

君と暮らした
あの部屋の前で
一人暮らしてる

そう君も
たぶん同じ

捨てられる日が
いつか来るまで
無理に捨てないよ

そう言ったけど

君以上に
愛してくれる
誰か現れるまで
そんな日が
来ないと
本当は知ってる

裏切りと
責められる程
全てをかけて
愛してくれたら
もしかしたら

恋人で
家族だった
君を
越える位

君以上に
私を大切に
生涯かけて
離さない覚悟で

君から
奪わなきゃ

この鍵は
私の心の
ある場所の
鍵だから
捨てられない
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