私達の永遠~それから
母は私の人格を否定した。

いや、カウンセラーの言葉を借りれば潰して破壊した。

あちらに住んでいる間襲撃と言う言葉がふさわしい予告なしの訪問を受け続けた。

何故かと尋ねた事がある。

私に悪い虫がつかないために、抜き打ちで男がいないか見に来るのだと言った。

いつも早朝6時、ベランダからいきなり窓を激しく叩く音がした。

何事かと聞くと、卵1パック、肉2パック、キャベツ、ティッシュを置いて、

『今から食事に行く』

と、言う。

「私……38度熱があるんだけど」

『関係ない!それがどうした!』

と言った調子だ。

仕事で疲れたやっとの休日。
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