私達の永遠～それから

懐かしい歌を聴けば
思わず涙が滲み
胸に受けた
傷を思い出す
そんな日もある

だけど
痛かったことは
誰にでもあって
特別恥じる事じゃない


誰でも初めは
知らない事ばかりで
傷つけ傷つきながら
生きている


これからもあるだろう

死にたいと思う
深い傷さえ負うだろう
誰かを失い
脱け殻にもなるだろう


だけど生きていれば

悲しみも涙も薄れた頃
感謝に変わる思い
痛みの代わりに
貰ったものや得たものに
気づく日がくる


出会ってくれて
愛してくれて
ありがとうと
歩き出せる日がくる

傷ついた数だけ
痛みを知り
優しさを覚える


だから
もう泣かないでいいの
心配しないでいいの

あの人もあなたを
永遠に忘れない
死ぬ日まで
あなたを思い出してる

あなたがそんなに
命さえかけ
人生を投げ出した愛なら
心の中でそれは
固く結ばれて
誰にも引き離せないから


捨てなくていい
その思いすら
あなた自身

抱き締めて
共に生きていく
勇気をくれるはず

だから
これからは
もう悲しみの中に
生きないでいいの

十分に時は過ぎて
言い過ぎた言葉も
今はわかってくれてる

自分を責めたり
後悔もおしまいにして

あなたの為に
やって来る明日と
差し出された
暖かい腕を

これからは怖れないで
どうか生きて行って

幸せになることを
あの人も願っている


許して
許された時
愛は永遠に変わる

形を変えただけ
永遠に変わっただけ