私達の永遠~それから
カズとの電話を切ってから母に電話した。

「どうしてユウの耳に入れたの」

『何が?』

「かわいそうじゃない!
カズ君はユウを拒否してるのに、知ったから夕べ会いに行ったんだよ!

ヤクザだって付き合いがあるんだから、むやみにユウにカズを近寄せないで!」

私はむせび泣いた。

知りたくなかったカズの行方を知り、しかも話さなければならなかった。

動揺が落ち着く前に、心の整理をする間もなくカズと対決しなければならなかった。

カズの言葉を聞いて、苦労してると聞いて自業自得だと思った。

父親に甘い夢を見るなと一部だけユウに伝えた。

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