柊高校生徒会の非日常な日常

天才と馬鹿は紙一重

現在10月中旬。

だけど私、白野百合は今日初登校日なのである！

「ふぇぇぇだけど遅刻だぁぁぁぁ！！」

「登校初日から遅刻とはさすがだな」

にやにやしながらコーヒーを飲むのはお兄ちゃんの白野遥輝。
28歳でエリート街道突っ走ってるエリートリーマン。こんなやつが会社のエースとか世もす、、納得なんかするもんか。

「べーーっだ！！いってきまーーすっっ！！」

「あらあら、そんなに急いで転ばないでね～？」

お母さんの白野瑞奈。
現役の精神科医。
その道のエキスパートであるけど性格は純粋すぎるというかうーーん、、娘ながら不安である。

ここには今いないけどお父さんはマジシャンの白野博睦。
世界中飛び回っててたまに帰ってきたと思ったら変なお土産買ってくる変人。
色々秘密と謎が多い人で、本業、、いや本業はマジシャンであっちが副職なのか、、やっぱり謎な人だ。うん。

「大丈夫大丈夫！！いってきまーーすっっ！！」


かちゃっ
ローラーシューズを履いていざ出陣っっ！！