四神の秘宝




「ついたぞ。」



腕を引っ張られながら長い廊下を進むこと数分。
今までの扉と大して変わらないような部屋の前にいた。



「璃玖、ここ、なに?」




「入ればわかる。」



はぁ、私はもっと、言葉が欲しいよ。
あいつ....璃玖は、なんか、言葉がたり無さすぎて馬鹿な私には伝わらないんだよなぁ..



「はいるぞ。」



少しドキドキしながら入った部屋にいたのは、



「やっと目が覚めよっか。このねぼすけが。」


毒のついた言葉を放ってくる関西弁白猫と



「あっ..!やっと目が覚めたんですね..!,」


可愛い可愛いmyangel。




「え、なんで。」



「説明は後からするさかい、とりあえず着替えてこい。」



あ、そう言えば、制服のままだった。


「え、着替えるって、浴衣に?」



「ここには浴衣しかないから、そうなるな。」



「で、でも、着方わかんない!!」









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