四神の秘宝



「それは心配ない。俺が着付けをする。」



うん。心配大ありだよ。


「はぁ?い、一応、私と璃玖は、年頃の男女だしぃ?ほ、ほら、そう言う事があったらさ、ふ、不純じゃん?」



「何を言っている。安心しろ。お前の下着姿を見ても何も思わない。」



「は、はぁ?」


いくら私がスタイル悪いからって、そこまで言う??


「の、冬夢ちゃんは?着付けしてくれないの?」


「わ、わたしは...お母様にしてもらいましたので..で、できないんです...」


まじか...


「ほら、もう諦めろ。いくぞ。」



「ちょ...わ...!!」


また手首を引っ張られて、浴衣がたくさんある部屋に連れてこられた。


< 34 / 54 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop