四神の秘宝
「そうか、それなら良かった。」
「...っっ.....!!」
び、びっくりした。あんなにふわっと綺麗に笑うから、心臓がどうにかなると思った。
シュルッッ
「って!何してんの!?」
「浴衣を着るなら脱がないとダメだろう。」
璃玖が後ろから抱きつくような体制で私の制服のリボンを外していた。
「そ、そうだけど!制服くらい自分で脱げる!」
「少し黙れ。それに、後ろからの方が下着を見られなくて済むだろう。」
「そ、そうだけどっ...!!」
「なんだ?俺にドキドキしてるのか?」
にやっとしながら言ってるのが声だけでも分る。
「ち、ちがうもん!ほら、早く脱がせてよ!」
あ....墓穴.....
「フッ....おうせのままに。」
「........!!!」