Honey♥Bitter



「付き合うなら本当に好きな人がいぃ…から…」




「そうだな…」




ドキドキドキドキ…




好きな人、いるのかな………?




ぼんやりと考えていたらいつの間にか雨は上がり再び夕陽が差し、あたし達をほんのりとオレンジ色に染める




「雨上がったし帰るぞ」


「ぅん…」



それからあたし達は特に会話をする事もなく
1メートル程の距離感を保ったまま横に並んで歩く




ふと、空を見上げてあたしはある事に気がついた


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