多分、君は僕のことが嫌い。


考えてしまうのは君のことばかり。


君がいなくなってしまった僕の世界は
色を失い、音を失い、光を失った。


君がいない世界は、白黒で、静かで、
真っ暗闇なんだ。


まるで、一人深くて真っ暗な海の底に
いるように。


寒くて、怖くて、苦しくて…。


< 6 / 25 >

この作品をシェア

pagetop