だって好きだから(短編)
真っ白な壁
電球も黄色みがかってなくて
いつもの白LED
机の上には飲みかけの紅茶が置いてあって
テレビゲームはつけっぱなし
そこまではいつもと変わらない。
ただいつもと少し違うのは
俺の目の前に、影ができているし、
視界はあまり広くないということ
その影を作っている奴の顔が真っ赤であること
そう、簡単にいうと
俺はいま幼なじみであり、彼女のミナに追い詰められていたりする