だって好きだから(短編)





真っ白な壁


電球も黄色みがかってなくて
いつもの白LED



机の上には飲みかけの紅茶が置いてあって

テレビゲームはつけっぱなし




そこまではいつもと変わらない。



ただいつもと少し違うのは





俺の目の前に、影ができているし、
視界はあまり広くないということ


その影を作っている奴の顔が真っ赤であること






そう、簡単にいうと




俺はいま幼なじみであり、彼女のミナに追い詰められていたりする








< 2 / 28 >

この作品をシェア

pagetop