赤蝶-隠された真実-
「ご馳走様でした」



あたしは静かに言うと、自分の食器を洗い、学校に向かった



未来兄はあたしと登校するのが嫌らしく、時間をずらして行くらしい



ま、あたしとなんか行きたくないよね



嫌われ者で家族を殺した人となんかと…



学校に着き、教室の扉を開ける



廊下まで聞こえていたぐらい賑やかだった筈なのに一気に静かになる

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