約束の無い未来 ~君となら~
それから二週間後、久しぶりに会うことになりました。
四年前と同じ場所で同じ時間に待ち合わせ。
「まさ!」
『おぉ~!久しぶりやな~♪』
「それよりも、一番に言いたいことあるんだけど…聞いてくれる?」
『うん?』
「二年半前、沢山迷惑かけて悲しませて本当にごめんなさい…」
『もういいよ、終わった事なんやし。それはお互い幼かったんやで。でも、本当の事を言えば、麻衣には最低な事をした、あの時ずっと一緒に居て結婚してたら、俺は皆に胸を張って紹介出来るかな?って。今日会いに来たのは、麻衣のお母さんに連絡もらってたからやで。』
??
『'二年半経っても必ず麻衣は待ってると思います。その時にもし誰もいなければ、迎えに行ってあげてください'って。』
「もう一度やり直せる?」
『うん。』
こうして、また一緒に進んで行くことになりました。