無垢な瞳
一番が終わり間奏が入る。
気持ちがいい。
この感覚。
僕は恍惚にも似た感覚が体を貫くのを感じた。
二番に入る。
僕は体がまるで宙に浮かんでいるような気分になっていた。
全てが解き放たれ、自分自身が宇宙と同化しているかのように。
母さん、客席で聞いてくれているかな。
僕たちすごいだろ?
こんな僕を母さんが少しでも誇りに思ってくれたら嬉しいよ。
僕たちの演奏を聞いて、母さんに言ってほしいんだ。
「すばらしかったわ」
その一言だけでいいんだ。
そう言って笑ってほしいんだ。
母さん、聞こえるかい?
気持ちがいい。
この感覚。
僕は恍惚にも似た感覚が体を貫くのを感じた。
二番に入る。
僕は体がまるで宙に浮かんでいるような気分になっていた。
全てが解き放たれ、自分自身が宇宙と同化しているかのように。
母さん、客席で聞いてくれているかな。
僕たちすごいだろ?
こんな僕を母さんが少しでも誇りに思ってくれたら嬉しいよ。
僕たちの演奏を聞いて、母さんに言ってほしいんだ。
「すばらしかったわ」
その一言だけでいいんだ。
そう言って笑ってほしいんだ。
母さん、聞こえるかい?