私売られました
私が学校から帰ってくると家の前に黒い大きな車が止まっていた

なんだろぅ?そう思いながら家に入り。とんでもない光景をみて目を疑った。

そこには大量のお札が床のしたにばらまかれ、その上にお母さんが鼻歌を歌いながら正座して座っている
そしてその後ろには黒い服に黒いサングラスをかけた男が2人。

私はわけがわからなかった。

玄関で呆然と立ち尽くしてる私を母がやっときずき、上機嫌な笑みを浮かべてこちらを見ていた。

不意に口を開き母が私の耳を疑う言葉をなげかけた。

「みーきー♪遅かったねぇ♪みてっ!このお金っ1000万よ1000万っ!あなたを1000万で買い取ってくださる方がいたのよっ♪ほらっあなたもそのお方にお礼を言いなさい♪みきは今日からあの人と暮らすんだからしっかりしなさいよ♪」

私は訳がわからなかった

「なにいってる(バチッ

喋ってる途中で後ろからビリッとした電気が首から伝わってきた
私は意識が遠くなる中、狂った笑みを浮かべながら札束を眺めている母親と、
「ヤットミツケタヨ…ミキチャン」という低い男の声が聞こえてきた
その声を聞いた瞬間に私は深い眠りに着くように意識がなくなった
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