幼なじみはクールボーイ
私はチューブをポーチにしまい、

部屋を出ようとする。

「…なあ」

悠に引き止められて振り向く。

「なに?」

「…お前さ、朝陽が好きなのか?」

・・・

「はい?」

朝陽?なんで?

「いやまあ好きだけど、そういう好きじゃないよ?」

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