幼なじみはクールボーイ
「無視はないでしょ〜」

そう言うと私の腕をパシっと掴む。

「ちょ、なに…」

その瞬間悠がグイッと私を引っ張った。

「え…悠?」

そう言って見上げると鋭い眼差しで黒崎を見ている。

「ふーん…なるほどね。
まあ負けないよ〜?覚悟しててね」

そう言うとウインクをして去っていった。

ぞわぁ…

鳥肌立った。

「あ…の…悠…」

さっきから掴まれた腕が熱い。
< 270 / 439 >

この作品をシェア

pagetop