幼なじみはクールボーイ
ドキドキドキドキ…

鼓動が聞こえないか心配になるほど心臓の音が高鳴ってる…。

「…そういや朝陽、冬休みは帰ってこないらしいぞ」

え?

「そうなの?」

「ああ。なんか向こうで同級生と過ごすってさ」

ふ〜ん…そっか、確かに同級生とかと過ごしたいよね。

「残念だね」

「…」

途端に悠が黙り込む。

「悠…?」

「…なに」

あ、不機嫌だ。
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