幼なじみはクールボーイ
「わぁ、怒ってるぅ〜」

光がそう言って再び私に巻きつく。

まったくもう、誰のせいだと思ってるのよ。

「光ったら…なんの恨みがあってあんなに怒らすのよ〜」

私はそう言って光の頭を軽く小突く。

「…さあね」

光はそう言うと一瞬大人っぽい表情をした。

その表情に私は不覚にもドキッとしてしまった。

も、もう!私はロリコンか!!

光はすぐにいつもの天使に戻ると

「じゃあテレビでも見よ〜!」

と言って私をソファまで引っ張っていき、

しばらくの間3人でテレビを見た。
< 300 / 439 >

この作品をシェア

pagetop