幼なじみはクールボーイ
「男は耐えてよ!」

「お前な…」

悠はふと目をそらすとなにかを呟く。

「え?」

「…なんもねぇよ。
とにかくどけって」

「もう、うるさいなぁ」

「お前よりマシ」

「なによ〜!!」

それからもギャーギャー言い合って結局私が折れ、ストーブから離れた。

「結局どくんじゃねぇかよ」

「う、うるさいなぁもう!」

「だからお前よりマシだって」

またまたギャーギャー。

そんなこんなでまったく色気のない私でした…。

あーあ、もう。
< 302 / 439 >

この作品をシェア

pagetop