幼なじみはクールボーイ
「氷枕、する?」

「…ああ……」

私は急いで氷枕を作って悠に渡す。

「熱計って?」

「ん……」

なんか私結構看病うまいかも?なーんて。

「ん〜…8度1分。
まあだいぶ下がったけど…」

「…」

めちゃめちゃ苦しそう!!

「どうしたらいいのかな…」

考え込んでいると悠が口を開く。

「…お前が…いれば…いい…」

…へ?

驚いて振り返ると悠が私を見つめていた。

ドキッ…

慌てて早口でまくし立てる。

「ど、どうしたの?悠ったらそんな冗談…「…冗談じゃ、…あーもう無理…」

悠はそう言ってダウン。
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