幼なじみはクールボーイ
チャラ男が真っ赤になって怒ったけど悠に勝てるはずなく。

渋々自分の席に戻って行った。

「…大丈夫か」

「あ、ありがとう相沢君…」

智美はそう言って席に着く。

ズキン…

…ははは…なんでだろうなぁ…

悠が智美を助けただけで胸が痛むなんて…

私はいたたまれなくなって俯いた。

「あれー、嫉妬ー?」

「あーだよねー、するよね!」

「独占欲ってやつ?」

そう言ってまた騒ぎ立てるみんな。

…独占欲?

…嫉妬?

そっか、私…独占欲強いんだ?

嫉妬深いんだ?
< 374 / 439 >

この作品をシェア

pagetop