幼なじみはクールボーイ
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「ごめん…ね…」

しばらく経ってそっと佐藤君から離れる。

「落ち着いた?」

「うん…」

そう言って俯く。

「あ…佐藤君、部活…」

ジャージのまま…

なのに私ったら…

「いいよ、大丈夫。
それに泣いてる子放って部活なんか行けないでしょ」

「で、でも…」

「いいから。ね?」

そう言って微笑む佐藤君。

なんだか気が緩む…。

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