幼なじみはクールボーイ
「私を抜いて…黒崎様に見られて…許さないんだからっ!絶対お返しするからっ!」

そう言うとふんっと鼻を鳴らして去って行った。

「なんだあいつ?」

「うーん、いわゆる逆恨み?」

「だな、ほっとけ」

「うん」

体育倉庫に着いてやっとおろす。

「ふー、重かった〜」

「大袈裟なやつ」

「そんなことないわよっ!」

そんな会話をしながら外に出る。
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