約束


このまま海に消えてしまいたい。

そう、思った…

あたしがいたら、みんなに迷惑かけちゃうから。

これから、恐ろしいことをしょうとしてるのに、意外と冷静な自分がいた。

階段を降り、

一歩ずつ、海に近付く。


後ろであたしを見てた人がいたなんて、気づくはずもなかったんだ…


あの日、あなたが声をかけてくれなかったら、

あたしは、ここには、いなかった。

笑うことも、泣くことも、なかったんだね…


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