隣の男子の落とし方。
♠間宮と“美波”さん。
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『玲緋ー、玲緋??
おーい、生きてるーー??』
「…………死んでる」
…………もうだめだよ、私。
次の日の朝、いつも通りの元気が出ない。
……ぅぁ、死んだ。
どうしたもんだか………。
『玲緋、間宮のこと?』
“間宮”
その名前にまた、胸がズキッとする。
間宮のやつ、私の胸にでも傷を付けたか
あの野郎ぅぅぅ……
と、子どものように言えるわけもなくて。
ただただ落ち込んだ。
「……ねぇ、桜菜。
“アイツ”って誰かな………」