隣の男子の落とし方。


『おーい、席着けー』


『やばいっ!』



あまりにも真剣に話していた所為で、

時間のことなんて忘れてた。


そういえば、まだ朝だ………っ!


「ま、また後でっ!」



慌てて私が桜菜に声をかけると、

桜菜は私にピースをした。


完璧な決め顔で。


(桜菜………、なにそれ………)


でも、先生に怒られてしまうから

慌てて席に着いた。


あ、危なかった…………っ!!






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