隣の男子の落とし方。
なんだかそれも、すごいな……。
「うん、ありがとう」
『ううん、また話そうね。
桜菜ちゃん、玲緋ちゃん』
私と桜菜は笑って、自分たちの席に着いた。
今日の放課後、どんな顔して間宮に会えばいいんだろう……。
でも、顔を見ただけで佐伯さんとは
話してはないんでしょ?
そう思うと、後は間宮次第なのかな……
なんて思ってしまう。
私が出る幕じゃ、ないよね……。
でも、なんでだろう。
彼女でもなんでもない私がこんなに間宮のことが気になるのは……。
私って……………。