隣の男子の落とし方。


--そのままなんとなく、人に流されて

色々な場所をふらついた。



『さっきのイルカ!!スゴかったね!!』


「あー、確かに」



さっきみたイルカのショーを子どものように

目をキラキラさせて彼女は見てた。



ほんと、子ども。

でもそれがまた、彼女らしい。



『く、くらげだ…………っ!!』



そんなことを考えてる間に、有川はいつの間にかクラゲに夢中。


あれ、コイツこんなだったっけ?

そう思うほど、無邪気に楽しんでる。



『………クラゲって食べれる?』






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