隣の男子の落とし方。



消毒も消毒で、けっこう大変だし

なおかつ先生いないし。


「うわぁー、つまんなーいっ」


いくら叫んでも、呟いても

保健室に響くだけだった。



---ガラッ


「え。」


椅子に座ってくるっと回ったらドアがいきなり開いた。


びっくりしてドアの方を見ると、また私はびっくりする。



「えっ……」


『…………すいません、消毒………って、え?』


………なんでこんな所に……


「ま、みや…………??」


間宮がいんの!?





< 59 / 270 >

この作品をシェア

pagetop