隣の男子の落とし方。
♠中間地点。
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「ヤバいよぉ……終わんないよ……」
『なにが』
あれから何日かたった昼休み。
私は机にぐてーっと突っ伏す。
「間宮を落とす自信無くなってきた………」
『……相手が相手だからね』
そう、相手が相手なのだ。
あんなクール?というか謎なやつ
落とせる奴がいるのだろうか。
『けど、あれに惚れる子はいる』
私の考えを察したのか、桜菜がふいにそんなことを言った。
「えっ、いんの!?」
『当たり前でしょ、かっこいいんだから』
………へ?
「あの人カッコいいの!?」