ぼくたちはあいをしらない
「麻友!
危ない!」
達雄が、麻友の腕を引っ張り自分の方へと引き寄せる。
「おっと……
ガキの癖に反応が早いな」
轟が小さく笑う。
百寿が轟に向かい銃を放つ。
轟が、小さく笑う。
ゆっくりとスローモーションのように轟が動く。
それよりも更に遅く銃弾が飛んでいる。
轟は、その銃弾をチョンと人差し指で弾き落とす。
「銃弾が落ちただと?」
百寿が、驚く。
「銃なんて俺に効くかよ……」
轟は、そう言ってナイフを取り出す。
そのナイフは、茂の方に向けられた。
「茂、変われ」
茂の中のもう1人の俺が声を出す。
「勝也……?」
茂は心のなかで勝也に尋ねる。
「こいつはヤバイ。
このままでは、お前も家族も死ぬぞ?」
「死ぬのも死なれるのも嫌だ!」
茂は、そう言って目を閉じた。
すると茂は白い光に包み込まれた。
「はい!俺、登場!」
勝也と茂が入れ替わる。
「ああん?
何だ?お前……
さっきと気配が変わったな?
まぁ、どっちでもいい。
お前は俺に殺される。ただそれだけだ」
轟が、そう言ってナイフを投げる。
勝也は、そのナイフを受け止める。
「俺にスローモーションの能力は効かないよ」
勝也が、笑うとナイフを構えた。
危ない!」
達雄が、麻友の腕を引っ張り自分の方へと引き寄せる。
「おっと……
ガキの癖に反応が早いな」
轟が小さく笑う。
百寿が轟に向かい銃を放つ。
轟が、小さく笑う。
ゆっくりとスローモーションのように轟が動く。
それよりも更に遅く銃弾が飛んでいる。
轟は、その銃弾をチョンと人差し指で弾き落とす。
「銃弾が落ちただと?」
百寿が、驚く。
「銃なんて俺に効くかよ……」
轟は、そう言ってナイフを取り出す。
そのナイフは、茂の方に向けられた。
「茂、変われ」
茂の中のもう1人の俺が声を出す。
「勝也……?」
茂は心のなかで勝也に尋ねる。
「こいつはヤバイ。
このままでは、お前も家族も死ぬぞ?」
「死ぬのも死なれるのも嫌だ!」
茂は、そう言って目を閉じた。
すると茂は白い光に包み込まれた。
「はい!俺、登場!」
勝也と茂が入れ替わる。
「ああん?
何だ?お前……
さっきと気配が変わったな?
まぁ、どっちでもいい。
お前は俺に殺される。ただそれだけだ」
轟が、そう言ってナイフを投げる。
勝也は、そのナイフを受け止める。
「俺にスローモーションの能力は効かないよ」
勝也が、笑うとナイフを構えた。