ぼくたちはあいをしらない
「お?
俺とやる気か?」
轟が、そう言って笑う。
「何がおかしい?」
勝也が尋ねると轟が、笑う。
「お前は、なんのために戦う?」
「なんのためって……
俺と茂のためだ」
「茂?それってお前のことじゃないのか?」
達雄が、勝也に尋ねる。
「俺は茂で茂は俺だ。
まぁ、わかりやすく言うともう茂はもうひとりの俺だ」
「つまりどういうことだ?」
達雄がそう言うと勝也が笑う。
「まぁ、強い茂とでも思っているといい」
「強いって言ってもガキだろう?」
轟が、そう言って笑う。
すると轟の頭に冷たい感触が当たる。
「お前も俺からすればガキだ」
百寿が、銃を轟の頭に当てていた。
「無駄だね……」
その言葉とともに轟が、百寿の背後に立つ。
そしてナイフを百寿の首に当てる。
「先輩!」
南が、そう言って銃を撃つ。
銃弾が、轟の左頬をかすめる。
「銃が効かないってのは、ありえないようだな……」
百寿が、そう言って轟から間合いを取り銃弾を放つ。
「油断しただけだ……
次は効かねぇ!」
轟が、ナイフを南に向かい投げる。
そのナイフを勝也が持っているナイフで叩き落とした。
「お前の相手は俺だろ?」
勝也が、そう言ってナイフを投げる。
それをゆっくりと轟は避ける。
「だから効かな――」
轟がそこまで言いかけたとき強い衝撃が頭にぶつかる。
勝也が、轟の頭を蹴ったのだ。
俺とやる気か?」
轟が、そう言って笑う。
「何がおかしい?」
勝也が尋ねると轟が、笑う。
「お前は、なんのために戦う?」
「なんのためって……
俺と茂のためだ」
「茂?それってお前のことじゃないのか?」
達雄が、勝也に尋ねる。
「俺は茂で茂は俺だ。
まぁ、わかりやすく言うともう茂はもうひとりの俺だ」
「つまりどういうことだ?」
達雄がそう言うと勝也が笑う。
「まぁ、強い茂とでも思っているといい」
「強いって言ってもガキだろう?」
轟が、そう言って笑う。
すると轟の頭に冷たい感触が当たる。
「お前も俺からすればガキだ」
百寿が、銃を轟の頭に当てていた。
「無駄だね……」
その言葉とともに轟が、百寿の背後に立つ。
そしてナイフを百寿の首に当てる。
「先輩!」
南が、そう言って銃を撃つ。
銃弾が、轟の左頬をかすめる。
「銃が効かないってのは、ありえないようだな……」
百寿が、そう言って轟から間合いを取り銃弾を放つ。
「油断しただけだ……
次は効かねぇ!」
轟が、ナイフを南に向かい投げる。
そのナイフを勝也が持っているナイフで叩き落とした。
「お前の相手は俺だろ?」
勝也が、そう言ってナイフを投げる。
それをゆっくりと轟は避ける。
「だから効かな――」
轟がそこまで言いかけたとき強い衝撃が頭にぶつかる。
勝也が、轟の頭を蹴ったのだ。