*last letter*~あなたに綴る愛言葉~
#letter6#
-守里side-
「まーりーもーっ!!」
「きゃあっ?!」
いきなり後ろから抱きついてきた那良。
もー、すぐ抱きつくんだからぁ…。
涼平君に睨まれるの私なんだけどー。
「まりも、聞いて聞いて!!」
「はいはい…。」
このテンションの那良を止められるのは最早、涼平君だけ。
「那良、落ち着いて話せ。」
あぁ、涼平君!!救いの神に見えたよ!!
「わ、わかったわよ。あのね、あっちにめっちゃイケメンがいるのー!!」
え、それ、涼平君の前で言っちゃう?