【続】ママのあたしが恋をした。
着いた先はショッピングモール。





デートではショッピングモールが圧倒的に多い。






「あ、あそこ行こ…?」





不自然なあたし。






和登、あたしたちの絆はそんな簡単になくなるものじゃないよね?






「香流、今日はやっぱり…」






「大丈夫だから!」







あたしが体調でも崩したのかと心配してくれる和登にきつく言ってしまった。







「あ、ご、ごめん……」






「あのさ、香流。何かあった?俺、香流が気に食わないことした?」






あたしの勘違いであってほしい。






そう祈りながら……




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