【続】ママのあたしが恋をした。
「姫、パパもママも心配したんだからな。姫の可愛い顔が台無しだぞ。」






和登も姫の頭をそっと撫でた。






「姫はママとパパの大事な宝物なんだから…ね?」






「うん!ママもパパも姫の宝物なんだからね!」







「ありがとね、姫。」







今は……






姫を抱きしめられない。







だって、サポーターが邪魔なんだもん。








「姫、もうこんな時間。寝なさい?」






「えぇ…姫、眠くないよ。」







今の今までずっと眠ってたんだからそうかもしれないけど…




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