【続】ママのあたしが恋をした。
「姫、起きてお泊りの準備しよう」






「んー…ままぁ。おばあちゃんお迎えに来てくれるの?」







「うん。早くおばあちゃんに会うために準備しようか」







眠たそうな眼をこすりながらゆっくりと起き上がり、クローゼットへ向かっていく。







そしてお泊り用のバッグの中に明日着る服と今日のパジャマ、使い捨て歯ブラシなどを次々と詰めていく。







1人でこんなにもできるようになったことに感動する。







あたしが小4の時なんてこんなにしっかりした子じゃなかったよ?







中学生で子供だって産んじゃったし。







おかげで姫と出会うことができたんだけどね。




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