【続】ママのあたしが恋をした。
「よかったね!ママ。」






姫は何が良かったのかもさっぱりわかってないと思うけど、“よかったね”って微笑んでくれた。






それから数日後、病院に行って結果も分かった。







「ただいま!」







「わ、和登!和登!」







昼寝をしている和登を思わず起こした。







「え?どうした?なんで泣いてんの?」







嬉しい。だから涙があふれて……







「あのね、和登!」




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