【続】ママのあたしが恋をした。
「姫…寝よう!」






恥ずかしさに耐えきれなくなったらしい香流が寝室を指さす。






「えぇ…ママもっと見てたいのに…」






「んー…またママが姫に弾いてあげるから!ね?」






そうすると姫は納得した様子で寝た。







俺も寝ようかな…







そう思って立ち上がった時、香流がリビングに戻ってきた。







「ね、ねぇ和登……」







「ん?」







「結婚式…挙げない?」







俺たちはまだ式を挙げていない。








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