【続】ママのあたしが恋をした。
「…で、でもっ!」






香流はどうしても式が挙げたいんだ。






香流の小さい頃の夢はウェディングドレスを着ることだったから。







「だって、あたしたち夫婦だよ?お金は2人のものじゃん!」







「……式、挙げよう。」








ここまで言われたら了承するしかなくて…







「ありがとな。香流。」







俺は香流の夫という立場になったのに、香流よりも稼ぐことが出来ていない。







もっと頑張らなきゃな。







そして、親に生活費を出してもらうんじゃなくて仕送りを出来るぐらいにならないとな。







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