【続】ママのあたしが恋をした。
帰りの車では姫はすっかり眠ってしまっていた。






あたしは次の曲を考えていた。







作詞・作曲はあたしがしてる。







ギターも好きだけど、作詞するのも作曲するのも好きだから…







「香流、ありがとな。こんな俺を愛してくれて…」







和登にあたしの愛が伝わってるんだって思ったら嬉しかった。








「あたしが1番に和登のこと愛してるもん。」







そう言うと和登は笑って、







「知ってる。」







って呟いた。




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