【続】ママのあたしが恋をした。

撮影が終わると、家に帰ってご飯をつくる。






和登と姫と食べるの。






和登も姫も「美味しい!」って食べてくれるから頑張らなきゃね!






って言ってもついつい簡単なものになっちゃうんだけど…







それでも美味しいって食べてくれる人がいる。








幸せなことだなぁって思うんだ。







ご飯をつくるあたしの元に駆け寄ってきて、







「ママ!姫ママのこと1番に大好きだからね!」







そう言ってあたしのほっぺにキスをする姫は特別可愛い。







「姫、パパは?」






和登が寂しそうに下を向くと、







「パパも大好き!」







って和登の頬にキスをするんだ。