【続】ママのあたしが恋をした。
「あ、Kanareちゃんじゃん。」
「尚さん。こんにちは。」
公園の前を通りかかった尚さんがこちらへやってくる。
「あれ?Kanareちゃんと一緒に報道されてた人?」
和登を見た尚さんが言う。
「その子供は……」
「姫だよ!9歳なの!」
「あ、あの、尚さん。姫は親戚のとこの子で…」
姫が9歳って知られてしまった。
あたしが中学生の時に妊娠してたなんてばれたら、これだけはファンも引いてしまうんじゃないか。
そう思うと、また高校生の時のように誤魔化してしまった。
「尚さん。こんにちは。」
公園の前を通りかかった尚さんがこちらへやってくる。
「あれ?Kanareちゃんと一緒に報道されてた人?」
和登を見た尚さんが言う。
「その子供は……」
「姫だよ!9歳なの!」
「あ、あの、尚さん。姫は親戚のとこの子で…」
姫が9歳って知られてしまった。
あたしが中学生の時に妊娠してたなんてばれたら、これだけはファンも引いてしまうんじゃないか。
そう思うと、また高校生の時のように誤魔化してしまった。